写真が決め手!商品価値を高める不動産売却活動。

媒介契約を結ぶと、いよいよ不動産の売却活動が始まります。

売却活動が始まると、チラシや、ポータルサイトなどのインターネット広告への掲載が始まり、不動産が住まいから商品へと変わります。

不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)のアンケートによると、購入希望者が物件を探す際に特に重要視しているのが「物件写真の点数の多さ」だそうです。

その数なんと約7割。そりゃそうですよね、ただでさえ怖いイメージがある不動産業者に、様子がわからない物件に案内なんてされたくないですよね!

実際にathomeなどのポータルサイトで広告をしていると、写真の有無、点数、そしてキレイさは、閲覧数・反響数に大きく関係しているのがわかります。

その圧倒的多数派である「まずは写真で派」のふるいにかけられないためにも、より多くの購入希望者へ情報を届けるためにも、そして売主様がより良い条件で不動産を売却できるためにも、サコエステートでは写真に拘っています。

良い物件写真は売主様のご協力なしでは撮れません。サコエステートが写真撮影の際に、売主様にお願いしていることをご紹介します。

片付けをしましょう

今回お伝えしたいことの90%を書き終えました。

もうすでに引っ越しを終えて空き家の場合(売却時には家の中を空っぽにするのが基本です)はいいのですが、金銭的な理由などで住みながらお家を売却したいという方も多いと思います。

しかし、住みながらでも「住まい」から「商品」へと変えていく必要があります。

物が溢れている状態と、溢れていない状態では、当然ながら後者の写真のほうが見栄えがいいです。

また、コレは写さないようにしよう・・・など制限が多くなると、限られた角度での写真しか撮れず、物件写真の点数が少なくなってしまいます。

不用品はフリマアプリやリサイクルショップで売ったり、熊本市のごみ収集センターに持ち込んだりして処分しましょう。

今後の内覧での印象もよくなりますし、引っ越しも楽になりますよ。

どうしても処分に悩んだ場合は、トランクルームを借りるのも1つの手です。

推しポイントを教えてください

実際に住んでいる方だからこそわかる、物件の良い所を教えてください。

より慎重に写真を撮り、広告のアピールポイントとして掲載することができます。

例えば、季節ごとの変化やキッチンの使い勝手など、当日だけではわからないことをアピールすると物件の魅力がグッと増し、良い条件での不動産売却に繋がります。

昨今の不動産業界写真事情

ここからは余談ですが、スマートフォンのカメラの進化のおかげでキレイな写真をお手軽に撮ることが可能になりました。

以前は一眼レフカメラでしか扱えなかった広角レンズを搭載している機種も増え、見栄えのいい写真が簡単に撮れます。

広角レンズとは簡単にお伝えすると、部屋が広く見えるレンズのことです。

そして最近ではパソコンの閲覧数よりもスマホでの閲覧数の割合が非常に多くなっています。

それに伴い、スマホでは縦で撮った写真のほうが見やすいことを考えてか、インターネット広告に縦の写真を掲載する熊本の不動産業者も増えてきました。

これから買主となっていく「映え」と育った世代に響く写真の撮り方、掲載の仕方は日々進歩しているので、サコエステートでも遅れを取らないよう努力していきます。